2022.02.16汚れが落ちやすくつきにくい?防汚加工についてご紹介!

皆さんは「防汚加工(ぼうおかこう)」をご存知でしょうか?防水加工は知っているけど、防汚加工は聞き馴染みがないという方も多いはず。 防汚加工は大切なお洋服を長く着続けられるように、汚れを防ぎ、落としやすくする加工のことです。今回は、防汚加工についての概要やメリット・デメリット、防汚加工の種類について詳しく解説します。

1 防汚加工とは

撥水・撥油加工をし、汚れをつきにくくすることを防汚加工といいます。汚れを防止するだけでなく、汚れを落としやすくするのも特徴です。 お洋服につきやすい汚れには、食べ物や飲み物の汚れ、化粧品の汚れや皮脂汚れなどが挙げられます。これらの汚れは、日々の生活にある非常時に身近なものです。 防汚加工とは、日常的にある汚れを回避し対処するための加工であり、お気に入りのお洋服を少しでも長く、キレイに着続けるための加工といえます。

2 防汚加工の特徴

防汚加工の特徴について、メリットとデメリットに分けて解説します。 まずメリットは、油性から水性まで幅広い種類の汚れを防げるということです。これにより汚れを防ぎ、大切なお洋服を長持ちさせられるため、気持ちよく生活できます。また防汚加工は汚れを通しにくくしますが、水蒸気などの小さな分子は通せるという仕組みがあります。そのため、汚れを防ぎながらも、通気性を確保できるのがメリット。 一方で、防汚加工にはデメリットもあります。それは、何度も洗濯すると効果が薄れていくということです。防汚加工は表面がコーティングされる仕様のものが多く、複数回の洗濯や長期間の着用で劣化していきます。防汚加工の劣化を防ぎ、より長く着続けたい場合はナノテクノロジーの防汚加工が施された生地を選びましょう。

3 防汚加工の種類

防汚加工には、主に以下の種類があります。 ・ソイルリリース加工(SR・ソイルガード加工(SG・ソイルガードリリース加工(SGR・ナノ加工 それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

3-1 ソイルリリース加工(SR

生地の表面に「機能性ポリマー樹脂」を施し、親水性を高めているのがソイルリリース加工の特徴。高い親水性により生地に水が浸透しやすく、繊維と汚れの隙間に水が入り込むことで汚れが落ちやすくなる訳です。

3-2 ソイルガード加工(SG

フッ素樹脂で繊維の表面を覆い、生地の凹凸をなくす加工のことをソイルガード加工といいます。生地の上に薄い膜ができることで、汚れがつきにくくなるのが特徴。ソイルガード加工には、テフロン加工などが該当します。

3-3 ソイルガードリリース加工(SGR

ソイルガードリリース加工は、前述したソイルリリース加工とソイルガード加工を組み合わせた防汚加工のこと。それぞれの特徴を兼ね備えた生地を指します。 汚れがつきにくいだけでなく汚れが落ちやすい加工であるため、洗濯の回数を少なくでき、かつ手軽な洗濯で汚れが落とせるメリットがあります。

3-4 ナノ加工

ナノ加工は水圧だけで汚れが落ちる優れた撥水効果が特徴。ここまで紹介した3つの防汚加工は、洗濯を繰り返すことで徐々に性能が薄れてしまいます。 またナノ加工を施した素材は、強力な撥水加工により汚れ自体がつきにくくなることもメリット。ナノレベルで繊維を変化させることで分子の質を変えられるため、洗濯を繰り返しても防汚機能が低下することもありません。

4 アイテムの紹介

「汚れを落ちやすくする加工」をプラスしたGOODAY PANTS(グッデイパンツ)をリリース。通年を通して穿くことができ、動きやすい設計でオンでもオフでも穿けるパンツです。 今シーズンは、うっかりコーヒーや醤油をこぼしても生地に付着した汚れが、洗濯などで落ちやすくなる「SR加工」を採用。 EASY TO MOVEをテーマに「アジャストストレッチウエスト」「膝が出にくく曲げやすい設計」「伸縮性の高い素材」を採用したグッデイパンツは、ストレスにならない履き心地を一日中キープしてくれます。 アイテムのスペックは以下の通り。 商品名:GOODAY TAPERED PANTS SR 品番:EKM2SP4156 カラ-: ネイビ-、サンドベ-ジュ、ブラック サイズ:M,L,XL,XXL プライス:¥6,490(税込) お仕事でも活躍してくれるので、是非体験してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、大切なお洋服を長持ちさせるために大切な防汚加工について紹介しました。汚れの付着を防ぐのはもちろん、汚れが落ちやすいのも特徴です。 ELKEXでは、防汚加工が施されたアイテムを展開しています。長く着続けられるお気に入りのお洋服を探している方は、今回紹介したアイテムを参考にしてみてはいかがでしょうか。 また、お気に入りのお洋服を少しでも長く着続けるためにも、今回の記事をきっかけに防汚加工の特徴を理解していただけると幸いです。