2021.10.29パシフィックノースウェストに位置するポートランドの特徴に迫る

パシフィックノースウェストに位置するポートランドの特徴に迫る

パシフィックノースウェストの中でも人気の都市なのがポートランド。

アメリカの中でも人気の高い地域で、大自然に囲まれたこのエリアには人々のライフスタイルに自由な雰囲気が感じられます。

ポートランドは具体的にどのような魅力が詰まっているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はパシフィックノースウェストの中でも高い人気を誇るポートランドについて、その特色から代表的な4つのエリアの特徴について迫っていきます。

1 世界が注目しているポートランドの特色

1 世界が注目しているポートランドの特色

オレゴン州ポートランドは世界中から注目されているエコシティ。アメリカ西海岸北西部に位置する都市で、「子育てに優しい街」「サステナブルな街」「食の街」「オシャレな街」としても有名です。

日本でも人気の都市で、ポートランド発祥のショップやレストランなどが日本に進出してきています。

アメリカ国内で最も住みたい街にも選出されている一方で環境に優しい都市としても有名で、その評価は全米1位を獲得する程。大自然が身近にあるため夏はトレッキング、冬はスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが盛んで一年を通してアウトドアスポーツを楽しめることが魅力。独特な文化と多様性を重んじる街としても知られており、「食」や「アート」など様々なカルチャーを産み出してきたことも見逃せないポイント。

ポートランドはオーガニック指向の方が多く、定期的に実施されるファーマーズマーケットは大いに賑わいをみせます。また地ビールの生産量も多く、ハンドクラフトや地産地消というキーワードはポートランドを象徴するカルチャーの一つ。

さらにパブリックアートの街としての一面も。ストリートはもちろんですが公共の建物内部や公園など、あらゆる場所でパブリックアートに出会えることも魅力。イベントも多く開催され、街全体でアートを盛り上げる取り組みがなされています。

また個人の自由があることが魅力。ポートランドが位置するオレゴン州は表現の自由が憲法で固く守られていることから、様々な人種や文化が共存している訳です。

2 ポートランドを形成する4つのエリア

2 ポートランドを形成する4つのエリア

ポートランド市内はウィラメット川を挟み、東西南北で大きく4つのエリアから形成されています。

ここではポートランドを象徴する4つのエリアについて紹介していきます。

2-1 ビジネスや文化の拠点として発展してきたサウスウエスト

サウスウエストは、ビジネスや文化の拠点として多くの施設が集中するダウンタウン。

碁盤の目のように整った道路があり、交通路線も充実していることがポイント。2016年からバイクタウンと呼ばれるシェアサイクルサービスを提供。これは人気スポーツブランド“NIKE”がスポンサーとなり、市内に1,000の自転車と、100箇所もバイクステーションが設置されています。

そんなサウスウエストの中心には「パイオニア・コートハウス・スクエア」が存在し、市民の憩いの場で休日などでは多くの人で賑わいをみせているスポット。ここには噴水や天気予報マシン、舞台などの設備があり、休日はライブやパフォーマンスを開催。広場に駅やバスの停留所が面しているため、カップルや友人などの待ち合わせ場所としても使われています。

その他に「トム・マッコール・ウォーターフロントパーク」も、休日では多くの家族やジョギングを楽しむ方などで賑わいをみせる人気が高いスポットの一つ。春と夏には多くのイベントが開催されている、ウィラメット川沿いに続く緑地帯公園です。

またウィラメット川沿いの公園で開催される、サタデイマーケットも人気のイベントの一つ。3〜12月の週末に開催される青空市で、観光客はもちろんですが地元の方にも定番イベントです。250以上の店舗が所狭しと出店し、アート類から食べ物やおもちゃ、お手製の雑貨やアクセサリーなどを販売しています。

ポートランドが「食の街」として有名な理由には、フードカートが深く関係していることがポイント。移動式のトラックなどで営業しており、フードカートが集まるエリアはポッドと呼ばれています。多い時では600以上のフードカートが街の至る所で出店し、一つのポッドに5〜20軒ほど集まるので様々な料理を楽しめることが魅力。

その他にアメリカを代表する画家が揃う、ポートランド美術舘も見逃せないスポット。幅広いジャンルのアート作品が揃い、モネやルノワール、ピカソなどの作品に触れられる美術館として高い人気を誇っています。

2-2 住居と個性的な物件が入り交じるサウスイースト

ポートランドのサウスイーストは、高い建物が少なく住居と個性的な物件が入り交じるエリア。

その中でもユニークなレストランやカフェ、骨董品から雑貨などあらゆる種類の個性的なショップが立ち並ぶ「ホーソンブルバード」は人気スポットの一つ。1日かけても回りきれないくらいの奥の深さで、クラフトビールを提供するバーも多数出店しています。

通称「オムジOMSI」と呼ばれている、オレゴン科学産業博物館は観光スポットの一つ。館内には5つの展示室があり、「宇宙」「地球」「自然」「情報」「生命」「物理」の6つのテーマを体験することができます。大画面に展開されるエンピリカルシアターやプラネタリウムを楽しんだり、ウィラメット川に展示されている潜水艦の艦内を見学することができます。

2-3 オシャレなエリアとして再開発されたノースウエスト

ノースウエストは、ポートランドの中でもオシャレなエリアとして有名。かつては決して治安がいいエリアとはいえず、工場や倉庫が並んでいた場所だったようです。しかし再開発が進み、現在では多くのオシャレなショップやレストランが出店、若者を中心に賑わいをみせています。

その中でもハイセンスなエリアとして知られているのが「パールディストリクト」。

ここは石畳の通りや荷卸しデッキなど、かつての倉庫街の面影を残しながらも洒落たバーやロフトが並びます。

このエリアでは毎月第1木曜に周辺の画廊が時間を延長して開催する「ファーストサーズデイ」も人気イベント。個性的なギャラリーの作品を楽しむことができます。

2-4 自然の豊かさを感じられるワシントンパーク

ポートランドの西側に位置するワシントンパークは、市内にいながらオレゴンの自然の豊かさが感じられる地元住民の憩いの場。ワシントンパークは総面積1873ヘクタールで全米最大規模の都市型公園で、パーク内は博物館やバラ園などが楽しめるスポットになっています。

代表的なスポットの一つでもある「ワールド・フォレスタリー・センター」は豊かな森林資源をもち、希少な原生林が残っている博物館。20万〜300万年前の石化樹木などが展示され、森林資源の維持に努めています。

実はワシントンパーク内には手入れの行き届いた本格的な日本庭園も存在します。

これはポートランド市民によるNPO団体「オレゴン日本庭園協会」が計画し、1967年に日本人の設計で完成。枯山水や小さな滝や小川、東屋や竹垣がアクセントになっている庭など、日本庭園を代表する8つの様式が配置されています。2017年には有名建築家、隈研吾氏がデザインしたエリアもオープンし、日本茶や和菓子を楽しめるカフェも併設されており、海外の方からの人気を博しています。

さらにポートランドは「バラの都」としても有名。1917年に創立された、アメリカで最も古いバラ園がワシントンパーク内に存在します。ダウンタウンを見下ろす閑静な丘に、5〜6月は多くの種類のバラが咲き誇り、その種類は600を超える程。美しい花と優しい香りに包まれることのできる場所です。

まとめ

今回はパシフィックノースウェストのオレゴン州に位置するポートランドについて、その特色から代表的な4つのエリアの特徴について紹介してきました。

ポートランドは世界中から注目されているエコシティ。アメリカ西海岸北西部に位置する都市で、「子育てに優しい街」「サステナブルな街」「食の街」「オシャレな街」としても有名です。独特な文化と多様性を重んじる街としても知られており、様々なカルチャーを産み出してきました。

自由な精神が息づくパシフィックノースウエストのポートランドは、人々のライフスタイルに自由な雰囲気が感じられます。