2023.07.04同色系コーデを取り入れる際のポイントについて

上下の服を似ている配色で組み合わせる「同系色コーデ」。

色味のバランスを変えたファッションを楽しむ、高い人気を誇るコーディネイト方法です。

しかしながら、どんな配色でコーディネイトを組めばいいのか悩まれている方も少なくありません。またコーディネイトする際のポイントを知りたい方も多いはず。

そこで今回は同系色コーデについて、おしゃれに見せるためのちょっとしたコツなどを触れていきます。

1 同系色コーデ

そもそも同系色とは、色をグラデーションで並べた際に隣り合う色同士のことを意味します。つまり似ている色同士で、上下の服を組み合わせるコーディネイトということです。

色の濃淡や明るさを変更することで、立体感を演出できる他、コーディネイトに統一感を演出できることがポイント。

また似たような言葉にセットアップと呼ばれるものがありますが、これはトップスとボトムが揃った状態で販売されている洋服を指します。

上下が同色または同素材で作られているタイプのものもあれば、異なったカラーで異素材で作られている場合もあります。

セットアップはビジネススーツと混同されがちですが、着用シーンの違いによって分類されます。

ビジネススーツはウールやポリエステルなどの素材が採用されることが多く、セットアップはニットやデニムなどの素材が採用されていることも珍しくはありません。

つまりビジネススーツであればフォーマルシーン。セットアップであればカジュアルシーンを想定されて作られているのです。

2 同色系コーデを取り入れることでのメリット

同色系コーデを取り入れることでのメリットはいくつかあります。

まずは洗練された印象を与えてくれること。

全身のトーンが揃っているため、着こなしに統一感が生まれます。普段使用しているアイテムも、同色コーデになれば印象も変わり、こなれ感を演出できるでしょう。

また色数が少なくなるので、コーデが組みやすくコーディネイトが簡単なことも魅力の一つ。

慣れていないとコーデを組む際は、どうしても時間がかかってしまいます。同色コーデを取り入れることで、そんな不安も解消してくれるはずです。

3 同色コーデのコツ

ここまで同色系コーデの魅力などをお伝えしてきました。

簡単にコーデが決まりやすく、こなれ感を演出してくれる万能コーデ。しかしながら、適当に合わせてしまうと不自然な仕上がりになることもしばしば。

ここでは、同色系コーデにチャレンジする際に押さえておくべきコツを紹介します。

3-1 カラー

同色系コーデを取り入れる際は、当然ながら似たようなカラーで揃える必要があります。

これからチャレンジしようと考えている方であれば、まずはベーシックカラーから挑戦するといいでしょう。例えばホワイトやブラック、ネイビーなどが挙げられます。これらのカラーは引き締め効果があるので、スタイリッシュに見せてくれることもメリット。

一方、原色系のカラーでコーデしてしまうと、インパクトがありますが浮いてしまいがち。例えば赤や緑、青または黄色やオレンジ、ピンクなどの華美な色味は避けましょう。

また、コーディネイトするアイテムを同じ色だけにしたい気持ちもあるでしょう。その際は一色だけにしたい気持ちを抑えて、暗めのカラーの同色系コーデにはインナーに白を入れるなど爽やかさをプラスするとよりコーデが決まりやすくなります。

3-2 素材

同色系コーデにチャレンジする際は、素材を意識しましょう。

コーデに使用するアイテムの素材感を変えることで、全体に抑揚を出すことができます。

例えばトップスに柔らかい素材を持ってくるのであれば、ボトムスはハリ感のある素材を合わせるなど異素材のアイテムを組み合わせると決まりやすいです。

同素材のアイテムばかりで揃えることが間違いということではありません。

ただ、気を張りすぎているようで逆に不自然に見えることも。そのため、あえて違う素材を組み合わせることも、同色系コーデにチャレンジするのであれば抑えておくといいでしょう。

3-3 小物選びが大切

アクセントとしてキャップやアクセなど、メンズらしい小物をプラスすると統一感を出すことができます。

アクセサリーを取り入れることで、コーデに奥行きが生まれスタイルよく見せてくれます。

その際にシューズなどの小物も同色で揃える必要があるのかを悩まれる方も多いはず。似たような色で揃えてあげると統一感を演出できますが、無理に揃える必要はありません。

小物に関しては抜け感や引き締め効果を生み出すカラーをセレクトするといいでしょう。

手軽に取り入れられる同色系コーデ

意外と簡単に取り入れられる、同色系コーデ。

その際に気をつけるべきポイントはいくつかありますが、コツを掴めばコーディネイトの質はかなり違ってきます。

これから同色系コーデにチャレンジしたい方は当記事を参考にしていただければ幸いです。