2022.04.07UVカットの服にはどのような効果がある?おすすめアイテムもご紹介!

UVカット仕様のアイテムは衣類に限らず、多くの商品に採用され提供されています。紫外線といえば夏場など、日差しの強い時期に気をつけるものとイメージしている方も多いでしょう。しかし、実は年間を通して紫外線を浴び続けていることをご存じでしょうか。

紫外線を浴び続けると、肌にシワやシミができやすくなります。また、皮膚がんや白内障など深刻な症状を引き起こす原因にもなります。

そこで今回はUVカット仕様の衣服について、仕組みや効果などの観点でご紹介します。ELKEXで展開しているおすすめのUVカットアイテムも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

1 そもそもUVカットのUVについて

UVカットの「UV」は、紫外線を意味する「Ultra Violet」の略です。UVには波長がもっとも長いUVA、中波長のUVB、オゾン層で吸収される短波長のUVCの3種類があります。UVCは地上まで届かないものの、UVA・UVCは紫外線として地上に到達するため対策が必要になります。

紫外線は冒頭でも触れたように、シミやシワなど、美容の大敵ともいえる症状の原因です。また紫外線の恐ろしいところは、何十年経ってから体に影響が出るということ。子どもの頃に浴びた紫外線が多いほど、大人になってからシミやシワ、皮膚がんや白内障の発症リスクが高まると言われています。

その他にも紫外線は、髪の毛のダメージや衣類の劣化など様々な影響を与えます。そのため健康面はもちろん、美容やファッションアイテムを長持ちさせるためにも、UVカットへの意識を高める必要があるでしょう。

2 UVカット製品の種類

UVカット製品には「UVカット素材製品」と「UVカット加工製品」の2種類があります。ここでは、UVカット製品の特徴を種類別で説明していきます。

2-1 UVカット素材製品

セラミック微粒子や酸化チタンなど、UVカット効果を発揮する物質を繊維に練り込んでいるのがUVカット素材製品の特徴です。紫外線を吸収し、乱反射させてお肌を守る効果があります。

UVカット素材製品のメリットは、洗濯を繰り返しても効果が弱まらないということです。繊維そのものにUVカット効果があるため、生地が劣化しない限り効果が持続します。使用頻度にかかわらず効果を保ち続けられるのも、UVカット素材製品のメリットと言えるでしょう。

ただし素材自体の機能性が高いため、この後紹介するUVカット加工製品よりも価格が高くなることがネック。とはいえ長期間着用できるのは大きな強みであり、近年注目されているサステナブルの需要にも沿っていると言えます。

2-2 UVカット加工製品

UVカット加工製品は、衣服の表面に紫外線をカットする効果をもった薬品を塗りつけていることが特徴です。一般的に「UVカット製品」として市場に出回っているのは、UVカット加工製品が多い傾向にあります。

衣服に薬品を塗りつけることでUVカット機能を発揮するため、UVカット素材製品よりも安価で購入することができます。

流行に合わせて買い換えられるメリットがある一方で、UVカット素材製品と比べて劣化しやすく買い替えが必須になってしまうことを覚えておきましょう。また長期間同じものを使用すると、洗濯や劣化によりUVカット効果が薄れるので注意が必要です。

3 UVカット服に関するチェックポイント

UVカット使用の衣服を購入する際は、以下のポイントを意識しておく必要があります。

  • 生地やカラーによる違い
  • UVカット加工の寿命
  • UVカット製品を着用する際の注意点

それぞれの詳細について、以下で解説します。

3-1 生地やカラーによる違い

衣服のUVカット機能は「紫外線カット率」という数値が基準となり、当然数値が高ければ高いほど優れたUVカット機能であることの証明になります。紫外線カット率は生地やカラーによって違いが現れることを覚えておきましょう。

例えば生地に関して言うと網目が詰まっていたり厚手だったりする生地の方が、薄手のストッキングなどよりも紫外線をより効果的にカットできます。

また同じ生地でもカラーが変わるだけでUVカット機能に違いがあり、一般的に白系と黒系を比較した場合は黒系の紫外線カット率が高いとされています。

3-2 UVカット加工の寿命

先ほども触れたように、UVカット加工製品はUVカット素材製品と比べて寿命が短いことがデメリットです。そのため、できるだけ長く同じアイテムを着続けたいという方はUVカット効果が長持ちするUVカット素材製品がおすすめです。

UVカット加工製品の寿命はおよそワンシーズンと言われているので、毎年買い換える前提であれば問題ないでしょう。ただしその場合は、次のシーズンに入る前に新しいものを購入しておく必要があります。

3-3 UVカット製品を着用する際の注意点

UVカット製品は、着用していれば完全に紫外線をカットできるという訳ではありません。

特に夏場の紫外線をカットする際に着用する場合などは、袖の長さなどに気をつける必要があります。夏場のファッションアイテムは半袖のものが多いため、UVカット仕様の衣服でも肌が露出することがあります。

露出している部分は当然UVカットの恩恵を受けられないので、日焼け止めやクリームなどを塗って対策を取りましょう。

4 ELKEXのUVカット機能を採用したUV HOODIE JKT

紫外線カットと撥水機能を採用したチュニック丈のフーディジャケット。気になる紫外線対策はもちろんですが、急な雨にも対応できるマストハブの便利アイテムです。

普段着としてはもちろんですが、アウトドアシーンにもピッタリな一枚。春から夏にかけてのコーデに取り入れやすいスプリングカラーで、簡単に着こなしながら華やかな色合いを演出できるのも魅力です。

商品情報については以下をご覧ください。

商品名: UV HOODIE JKT
品番:EKL2SP4165
カラ-: LVD,GRY
サイズ: M,L
価格: ¥8,690(税込)

まとめ

今回は紫外線対策におすすめ、UVカット仕様の衣服について紹介しました。

普段何気なく耳にしているUVカットは、素材や加工によって性能や持続力が異なります。生地やカラーによる違いや、着用時の注意点などを押さえたうえで、自分に合うUVカット製品を選択できるといいですね。

今回紹介したUVカット仕様の詳細やおすすめアイテムを参考にしてみてはいかがでしょう。