2021.12.17ルームウェアにもオシャレ着にも。ELKEXが考えるスウェットの選び方

普段から何気なく着用しているスウェット。

以前は寝巻きをイメージされたり、カジュアルすぎる印象があったり、ファッション性の観点からはどちらかというとネガティブなイメージを持たれていたことも。しかし現在ではシティウェアの定番アイテムとして、性別や年齢関係なく人気のあるアイテムとなっています。

シティウェアでスウェットを選ぶ際に注目したいのが「生地」。しかしこの生地、詳しく知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。

そこで今回はスウェット生地の持つ魅力と独特の風合いの秘密や、他のアイテムとの違いについて解説していきます。

1 そもそもスウェットとは

スウェットは、メリヤス編みと呼ばれる製法の施されたニット生地のファッションアイテム。

見た目や肌触りの違いから、スウェットとニットは全くの別物だと考えている方も多いでしょう。しかしながらスウェット生地もニットの一種。そもそもニットは「編み物」の総称で、毛糸を使っているかどうかは本来は関係ありません。

メリヤス編みは、スウェット生地のみならずTシャツを始めとしたカットソー全般で用いられる編み方の1種。つまりスウェットもTシャツも広い意味では全て「ニット」に分類されるということになります。

ちなみにこのメリヤス編みを使って作られた生地は「メリヤス地」とも呼ばれ、様々な衣服を作る上での基本となる重要な素材です。

表と裏で生地の質感が異なる二重構造となっており、表地は平編みでなめらかな質感で伸縮性に優れていることがポイント。対して裏地は、タオルのような起毛感があり、肌触りの良さだけでなく高い吸水性があることが特徴です。

汗をかくという意味を持つ「Sweat」が語源であることからも、吸水性の高さは想像できますね。また、裏地がタオルのようなパイル状になっているものもあるのに対し、冬場の気温に対応できる裏起毛のものまで種類は実に様々。

ちなみに、スウェットと混同しやすい言葉に「トレーナー」がありますが、こちらは「生地名「か「製品名」かという違いです。スウェットが生地名なのに対し、スウェットを使ったシャツをトレーナーと呼称します。

2 スウェットアイテムの魅力

2-1 快適な動きやすさを実現

スウェットはその優れた伸縮性で、快適な動きやすさを実現してくれます。その伸縮性からオシャレ着としてだけではなく、アウトドアやスポーツなどでも幅広く活用されています。

おうち時間が増えていく昨今、「パジャマほどリラックスしすぎるのも、外出ばりのオシャレをするのも抵抗がある」という方も少なくないはず。

しかしスウェットであれば、適度な動きやすさや快適性、こなれたファッション性を同時に実現できるため、おうち時間にも最適なアイテムと言えます。

2-2 着心地に優れている

スウェットに使われている裏地の生地である裏毛や裏起毛は、いずれも肌馴染みの良さが特徴。肌馴染みが良いため着心地が良く、長時間着ていてもストレスにならないことが魅力。

ゆったり目のサイズであればさらにリラックス感のある着心地を実現できるでしょう。またスウェットは吸水性や防寒性も高いため、着心地の良さも相まってルームウェアとしての人気も高い傾向にあります。

2-3 手入れがしやすい

スウェットが活躍する秋冬には、ニットなども定番アイテムの一つ。しかしニットには洗濯や手入れ、保管が若干難しいという側面があります。

対してスウェットは、ニットと比べると手入れにそこまで神経を使わなくて済むことがメリット。とはいえ、スウェットの素材も洗濯で多少の縮みは発生するため、長く着続けたい場合は乾燥機の使用を避けたり、洗濯ネットを使用することをおすすめします。

2-4 気軽に取り入れられ、長持ちしてくれるアイテム

スウェットは風合いが柔らかく、コーディネートに加えるだけで表情を変えてくれるアイテム。また気軽に取り入れられ、着るだけでファッションに抜け感を加えられることが魅力の一つ。

快適性ばかりが注目されがちなスウェットですが、肉厚さによる耐久性も忘れてはいけません。洗濯機で多少洗ったぐらいでは劣化せず、長いスパンで愛用し続けられる特徴もあります。

長く着続けることで風合いも出てくるため、まさに「相棒」のような使い方のできるファッションアイテムです。

3 自分に合ったスウェットの選び方

3-1 素材感やサイズ感で選ぶ

スウェットを選ぶ際に大切なことは「どのようなシーンで着るか」ということを前提に素材を重要視することです。シーズンを問わず使いまわして着たい場合は、着心地と汎用性に優れている裏毛がおすすめ。

裏毛のスウェットはタオル地のような肌触りで着ていてストレスがなく、室内でも快適に過ごせます。また、真冬の外出や家の中で暖かく過ごしたい場合は、裏起毛のスウェットを選びましょう。

裏起毛は保温性だけでなく、吸湿性にも優れているため、熱や汗がこもってしまうことによる不快感もありません。

スウェットに限ったことではありませんが、サイズ選びも重要なポイントの一つ。スウェットを着用する場合、体にジャストフィットするサイズか、少し大きめのオーバーサイズを選ぶのがおすすめ。

オーバーサイズのスウェットは、ゆったりとした印象のコーディネートを演出でき、トレンド感のある演出が可能です。

一方ジャストサイズのものであれば、コーディネートやシーンを問わずに着回せることがポイント。しかしジャストサイズで着用したい場合は、必ず試着することをおすすめします。

ブランドごとでサイズ感は異なるのでせっかく気に入ったアイテムを購入しても、いざ着る時に後悔してしまうなんてことも少なくありません。

3-2 機能性や形状で選ぶ

スウェットを選ぶ上ではコーディネートの観点はもちろん、吸湿性や保温性といった機能面も重要な観点です。素材が持つ機能ももちろんですが、軽量性や伸縮性といった利便性に繋がる機能を重視して選ぶのも良いでしょう。

また、スウェットにはプルオーバーやカーディガン、ワンピースなど様々な形状のアイテムに使用されています。ボトムスでスウェットを選択する場合もあるため、どのような形状が自分に合うかもポイントです。

4 ELKEXが提案する着心地を重視したスウェット

4-1 手放したくなくなるジェントルスウェット

メンズでは、手放したくないスウェットをテーマにリリースされたのがジェントルスウェット。

表面も裏面も特殊加工により起毛感高く柔らかで上質、且つポリエステル箇所はリサイクル繊維を採用した環境にも配慮した素材を採用しています。

トレンドのビッグシルエットにフロントのガゼットや、フリーダムスリーブパターンで拘りのシルエットに。くすみカラー展開でシンプルながらもトレンド要素も取り入れたアイテムです。

商品スペックは以下の通り。

商品名:GENTLE SWEAT CREW
品番:EKM1FA3107
カラー展開:ベージュグレー,サンドベージュ,キャメル,ローズ
サイズ展開:S,M,L,XL,XXL
価格:5,390円(税込)

https://www.elkex.com/product/ekm1fa3107/

4-2 どんな動きもストレスフリーで着続けられるスウェット

ウィメンズではキメ細かく柔らかく優しい肌触りな上質素材を使用したスウェットが登場。伸縮性に優れており、どんな動きもストレスフリーで着続けられる一枚。

ビッグシルエット袖に入ったタックがトレンドのボリュームスリーブを演出しながら、ゆるめのクルーネック仕様に仕上げています。

商品詳細は以下の通りです。

商品名:DOUBLE KNIT CREW
品番:EKL1FA3078
カラー展開:ベージュ,ダークブラウン
サイズ展開:M,L
価格:7,590円(税込)

https://www.elkex.com/product/ekl1fa3078/

まとめ

今回は、ファッションアイテムの中でも定番のスウェットについて紹介しました。

スウェットは快適な動きやすさを実現し、手入れがしやすいことが魅力のアイテム。しかしながら、購入を検討する際は素材感やサイズ感などに気をつけて選ぶことが大切です。

ELKEXでもメンズ・ウィメンズ共に、素材感にこだわったアイテムをリリースしています。是非、手に取ってみてください。